衣真一郎　個展「積み重なる風景」

5月

11 Sat 2024

個展

この度KATSUYA SUSUKI GALLERYでは5月11日(土)より、弊廊では初となる衣真一郎による個展「積み重なる風景」を開催致します。

自身が生まれ育った群馬の町並みや山、田園風景などをベースに、群馬に多く点在する古墳や埴輪、人物や物などを配置することで、その土地の持つ時間や記憶、そして自身の積み重ねてきた記憶をキャンバス上に描く衣真一郎は、そこに三次元と二次元の視点を意図的に混在させることで、風景の前後、そして奥行きを探っていきます。

土地と自身の持つ記憶と時間の積み重ねを描いていく衣真一郎の新作の数々を、この機会に是非ご高覧下さい。

時間とともに様々なものが積み重なり、風景になっていく。
それはその時の、それぞれのもののバランスや状況を表しているのかもしれない。
途方もない時を経て、私たちの目の前に姿を現す古墳や埴輪。
テーブルの上にりんごが一つ置いてあるだけでも、風景になる。
今、私はどこに立って（いて）、何を見て、何を感じているのか。
絵は嘘をつかないし、いつでもそこにいてくれる。
絵はすべてとつながっている。

衣真一郎

1987 群馬県生まれ
2013 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業
2014-15 パリ国立高等美術学校交換留学
2016 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

【主な個展】
2023
「curator’s vol.4 衣真一郎 “古墳、山”」 GALLERY TAGA 2（東京)
「横たわる風景」 See Saw gallery + hibit（愛知）
2021
「山と道」藍画廊（東京）
2020
「浮かんでいる船」東京造形大学（東京）
「人と風景」 kumagusuku（京都）
2019
「project N 75 衣真一郎」東京オペラシティアートギャラリー（東京）
2018
「山と畑」 ya-gins（群馬)
2016
「Town」 switch point（東京）
2014
「TWS-Emerging 214 風景と静物」トーキョーワンダーサイト渋谷（東京）
「田園風景」現代Heights Gallery DEN &.ST（東京）

【主なグループ展】
2024
「Window Gallery in Marunouchiーfrom AATM」行幸地下ギャラリー（東京）
2023
「Art Fair Beppu 2023」別府国際観光港旧フェリーさんふらわあ乗り場（大分）
「三菱商事アート・ゲート・プログラム 2021-2022 支援アーティスト6組による新作展」代官山ヒルサイドフォーラム（東京）
2022
「River to River　川のほとりのアートフェス　2022」広瀬川美術館（群馬）
「絵になる風景」ボーダレス・アートミュージアム NO-MA（滋賀)
「A5」 AS＿EM（ライプツィヒ）
「あの風景を探しに美術館へ」高崎市美術館（群馬）
「PALALLEL e.g.1」 HANSOTO（静岡）
「完璧に抗う方法風景 (私は知っている / 整理できない）」あをば荘（東京）
2021
「部屋、森」ビエントアーツギャラリー（群馬）
「VOCA展 2021」上野の森美術館（東京)
2020
「富士の山ビエンナーレ 2020」イケダビル、富士本町（静岡)
「デイジーチェーン」トーキョーアーツアンドスペース本郷（東京)
2019
「CAVE -ケイブ-」 gallery TOWED（東京)
2018
「The rising generation 16」渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館（群馬)
「para nature」EUKARYOTE (東京)
「つまずく石の縁 -地域に生まれるアートの現場-」前橋中心市街地周辺 (群馬)
2017
「BankART Bank Under35 2017」 BankART Studio NYK (神奈川)
「群馬青年ビエンナーレ 2017」群馬県立近代美術館（群馬）
2016
「アートアワードトーキョー丸の内 2016」丸ビル1階マルキューブ（東京）
2015
「Choque Parisien」パリ国際大学都市日本館（パリ）

【アーティスト・イン・レジデンス】
2019
「トーキョーアーツアンドスペース平成31年度二国間交流事業 (派遣)」センター・クラーク（ケベック)
2017
「群馬県ゆかりのアーティストによる滞在制作事業」アーツ前橋（群馬）

【受賞・助成】
2023
「上毛芸術文化賞」
2021-22
「三菱商事アート・ゲート・プログラム (ブレイクスルー)」

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